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by sanko-jyuken
『ロングテール』  クリス・アンダーソン

『ロングテール』  クリス・アンダーソン

 確認すると翻訳されたのは、2009年、10年前の本です。「ニッチ」が流行っていますが、そのニッチを扱う方には、必読でしょう。しかし、そこが問題でもありませんが。

 最近、私見ですが、プラットフォーム・サブスクリプション・ロングテール この3つの用語を抜きにして、ビジネスモデルは、考えられない気がします。

ロングテールとは、ヒット商品でない。その他大多数の商品です。わかりやすく言うと、音楽ベスト10のダウンロード数と知らないようなマニアックの曲8000位とかそういったものを集めたダウンロード数は、まとまれば、後者の方が多いということです。つまり、品目を置くことにコストがかからない場合、品数増やした方が、売上が上がるということです。そのためには、検索しやすくする必要もありますが、これは、皆さんが、ネットで物を買うとき、こんな商品も併せてご購入されていますという表示を見ると思います、それを思い出していただければ、想像できると思います。

 ある業種において、売主と買主の情報量が同じ場合、その業種は、コモディティ化は避けらない。避けるためには、新しい情報を創造するか、他の業界からの情報を応用していくかしかない。もし、AOT(アビリティ オブ シング)が実現するとほぼすべて、コモディティ化すると思います。そうなると、新しい情報を創造しつづけられるかということが問題となりますが、実は、その答えは、簡単なところにあります。売主と買主の情報量が同じなら、買主が売主になる場をつくれば、買主が売主になることが可能となります。つまり、数多の消費者のアイディアが製品化されていくということです。ネットでは、すでにあるようですが。たとえば、会社のロゴ・キャラクターを作ろうと思った場合、従来ならデザイン会社に発注し、その会社の社員が、デザインすると思いますが。それを、その会社がキャラクターデザイン専門のプラットフォームを作っていた場合、そのヘビーユーザーが、自分のアイディアで、デザインした時、それを吸収することができるのなら、莫大な数のデザイナーを会社で採用しているのと同じ効果がでます。とんでもないですね。そうやって考えていけば、ZOZOTOWNが今度しそうなことは、デザインソフトを作って利用者に服のデザインを作ってもらって、自分だけの服、そして、評判がいいのは、商品化できるという形になっていくと思います。

 本の内容としては、ボリュームはありますが、かなり企業例が入っているだけで、中身は、ロングテールの重要性とそれが成立するための重要点が入っています。『選択の科学』でいう、選択肢が多い方が、実は選ばれない。という話がありますが、実は、選択肢が多い方が、嬉しいという感情があります。なら、選択しやすくすれば、どっちが、いいのという質問の答えが得ることができます。2個から1つを選ぶ労力と100個から1つを選ぶ労力が一緒なら、どちらが、満足できると思いますか、思った方が答えだと思いますが、正解が知りたければ、一読ください。

 

 



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『ロングテール』  クリス・アンダーソン_c0164659_10081549.jpg



by sanko-jyuken | 2019-01-10 10:08 |
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