by sanko-jyuken 三幸住研ウェブサイト
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『ヘタな人生論より徒然草』 荻野文子
本棚を整理していたときに、見つけた1冊、発刊が2010年だから、7年くらい前に購入した本、ちょうど、今の会社に移ってきたときで、マネージメントの意味を全く知らず、右往左往していた。何かヒントになるかと思って買ったのかもしれない。でも、こういう本文を一部伐採して、作者の解釈が載っている本を買うことが珍しい。なんとなく、荻野文子という名前にひかれたのかな。そう受験生時代、古文の荻野といわれた有名講師でした。実際に講義は受けたことがないので、わかりませんが、なんとなく、知りたかったのかもしれません。そんな徒然草と全く関係ないところで、人は、いろいろと決断をしているのかもしれません。 兼好法師の見方が、どのようなものか、知らず知らず、私たちは、バイアスがかかり、いいや悪い、正義や悪といったものに縛られている。しかし、多くのいい悪いは、絶対的でなく、相対的であるように感じます。だから、いいこと悪いことを過剰なまでに追求するのだと思います。しかし、いくら悪を追求しても、する側が必ず正義とはならないところに、気づかないから、追求はやめないのでしょう。 そこで、ただ、出来事、物事が、存在するという考えはいかがでしょうか? そして、どう解釈するかは、受けてである自分たちにゆだねられている。そして、いい方に解釈するか、悪い方に解釈するか、それは、受けて次第。貴方なら、どちらで、解釈しますか?そして、これが、徒然。徒然とは、調べると、やることがなく、暇な状態、手持無沙汰とありますが、心が、この状態で維持できると、すべての物事が、単に存在するだけの要素と思えないでしょうか?ついつい、私は、物事に一喜一憂したり、相手を強く批判したり、欠点探ししてみたり、とありますが、それは、自分が相手より上だと証明したい本能な行為であって、それ以上の意味はない。そんなことを捨てて、徒然なるままに、日暮らせば、手持無沙汰でなく、日常が輝くと思います。 なんとなく、全編読みたくなったので、現代語訳しているやつを今度は読んでみよう。
※三幸住研本棚ー当社には、本棚を設置しています。私が購入したものから、 お客様から譲り受けたものです。 漫画から小説まで、本数は限りがありますが、無料でお貸しておりますので、 ご興味ございましたら、お越しください。 スペースの関係で、本棚にないもあります。
by sanko-jyuken
| 2018-05-27 15:18
| 本
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