by sanko-jyuken 三幸住研ウェブサイト
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『本所おけら長屋』 畠山健一
面白いということで、いただいた本です。本と日本酒のいただきものは、好みの会う方からでないと外れることがあるのですが、いくつか紹介していただいた映画がおもしろかったので、その話をした際、いただいた本です。 江戸時代の長屋に住む人々のドタバタ劇を描いた短編集。 江戸っ子の「いき」が感じられるお話です。 大屋さん、商人、職人、浪人などなど、様々人たちが、織りなす物語、是非、お楽しみください。 実際、「粋」って、なんだろうと考えてみるとウィキ―先生は、『身なりや振る舞いが洗練されていて、かっこうよいと感じられること。また、人情に通じていること、 遊び方を知っていることなどの意味も含む。カタカナでイキと記すこともある。 「いき」は、 単純美への志向であり、「庶民の生活」から生まれてきた美意識である。また、「いき」は親しみやすく明快で、意味は拡大されているが、現在の日常生活でも広く使われる言葉である。』とおっしゃっています。 なんとなくですが、追い込まれたり、他人から不利益をこうむって、つい自分のことしか考えないでする振る舞いを正当化できる状況にいてもなお、相手を気遣ってする行動振る舞いが、粋なんではないかなと思いました。 そして、そんな行為を格好いいと思うことも、結構素晴らしい価値観だと思います。 「粋」だね。といえ社会も、なかなか、素晴らしい。と思いました。 そんな江戸っ子の日常をお楽しみください。 ※三幸住研本棚ー当社には、本棚を設置しています。私が購入したものから、 お客様から譲り受けたものです。 漫画から小説まで、本数は限りがありますが、無料でお貸しておりますので、 ご興味ございましたら、お越しください。 スペースの関係で、本棚にないもあります。
#本引き取り #本処分 #家財処分 #花の寺
by sanko-jyuken
| 2018-05-04 23:44
| 本
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