「ビブリア古書堂の事件手帖 7」 三上延
以前、ドラマにもなって、たぶん映画化されるのか、いずれなるのか7巻目です。全体的な謎がわかる、一応の完結編になると思いますが、あまりそこは、触れなくてもいいところだと思います。
今回は、#シェークスピア 、誰もがしっているが、作品は、読んだことがない、また、ストーリーもうろ覚えしかないという作家でしょう。戯曲なので、
彼のおかげで、英語の文法ができたとか、英語が整理されたとか、聞いたことがありましたが、作品中での争奪戦の中心である本、#ファーストフォリオ (戯曲をまとめて出版した最初の作品 1623年出版)をもたったところで、いくら現代英語に近くても、読む気にはならないなと思いながら読んでいました。50億くらいするそうですが、そういえば、ダヴィチの絵が500億くらいで落札されたようで、いつかみたいものです。
作品では、当時の時代背景や本に対して知識が満載で、なかなか、面白ものがあります、特に読んだ作品のことが書かれていたときは、そうだったんだと思ったりします。過去には、手塚治虫もでてきます。ブラックジャックが、医者人口を増やし、鉄腕アトムが日本のロボット開発者を増やしたとも言えます。
推理小説のジャンルですが、殺人事件は基本おこらないので、犯人やトリックを推理するものとは違いますが、本を題材に、さまざまな人の謎をといていく、小説です。
頭の運動に一読してみては、いかがですか?
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