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『MBA マネージメントブック』 グロービス経営大学院
経営者として、最低限の知識をとおもって、読み始めました。経営戦略、マーケティング、アカウンティング、ファイナンス、人と組織、IT,ゲームの理論と交渉、全7部から構成されています。 読むと苦手なところ、わかります。アカウンティング、ファイナンス、何書いているか、理解するのが、苦痛。当然、資本金数千億の会社でも対応できるないようなので、当社、資本金1000万円、関係ないし、と現実逃避しながら、言葉だけ、おいました。この2部にかんしては、評価できません。後は、考え方に驚くこともあったりと、復習でまとまったりと濃い内容の一冊です。 個人的には、ゲームの理論と交渉の部は、好きです。ゲームの理論の利得の数値化がいつもできなくて、知識としては、知っているが、という状態でした。今丁度、もめている交渉事があるので、使えると思って分析を始めました。しかし、相手は、必ずしも、合理的に判断しないというところが予見できて、簡単には、うまくいきそうにはないが、思考が整理される分、効果はあると考えております。また、交渉術のところは、WIN-WINのゴールを考える。何か、今までイメージが悪い言葉だったんですが、自己の利得だけでなく、相手の利得を考えお互いが、得する結果に妥結するというところは、目から鱗でした。そういえば、前に読んだ相手を説得する方法でも、相手のことを考えて、相手との信頼をつくるということが、大切と書いてあったので、基本、交渉という概念が、今まで私は、勘違いしていたのかもしれません。自己の利益を得るために、相手に妥協や承認をえるのが、私が今まで考えていた交渉の概念。そうではなく、問題に対して、関係者として、一緒に、みんなが、良い方法で解決しよう。その条件を決めるのが、交渉という概念のように感じました。 つまり、複数の意見を統合して、いい解決策をつくる。これをする手段が「交渉」という行為です。交渉術という言葉もあるので、前者の意味で使うのでなく、後者の意味で使えるように、一度、調べてみようかと、思いました。 仕事がら、人の間に入って、交渉をすることが、多いので、クライアントに、目先の利益だけを追求するのでなく、相手のことも考えて、仕事をしていこう改めて思いました。また、実際そうしている方が、確かに交渉が上手くいく場合が多く、また、変更や、急な問題が発生しても、相手方の理解や協力が得られ、結果として、クライアントが満足することが、多かったと思います。状況や立場が逆転することも決して少なくないので、逆の立場に立って考えて行動しておくことも必要だと感じますが、皆さまは、いかがでしょうか?
※三幸住研本棚ー当社には、本棚を設置しています。私が購入したものから、 お客様から譲り受けたものです。 漫画から小説まで、本数は限りがありますが、無料でお貸しておりますので、 ご興味ございましたら、お越しください。 スペースの関係で、本棚にないもあります。
#本引き取り #本処分 #家財処分 #花の寺
by sanko-jyuken
| 2018-06-12 17:21
| 本
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