by sanko-jyuken 三幸住研ウェブサイト
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師走
今年も後1か月、おわりよければすべてよし、寒いようですが、笑顔であたたかく過ごしましょう。笑門福来。
最近、脳に関する本をよく読みます。ここ何年か、「なぜ、伝わらないんだろう」と考えていました。一応の結論は、表現内容が、言葉で伝えるでなく、文章で伝えることを基本にされているため、繰り返しがない(無駄がない)、如何に、1語に複数の意味を持たすかということになります。例えば、志賀直哉の文章みたいな。これは、文章だと、調べてこんな感じかと読んでない方でもわかりますが、口語だとわからないまま流れていく。 そんなことを繰り返しても、まったく伝わらない、そんな繰り返しでした。そんな中、プレゼンの練習をする研修があって、10本くらいプレゼンを作って、実際にやりました。 何を言いたいかではなく、どうすれば伝わるか、それだけを考えてつくると、わかりやすいとなかなかの評価をいただきました。コツは、相手が理解する時間を取ることと、繰り返し説明することです。偉そうに言ってますが、まだ、初心者です。 脳の話に戻ると、脳は、大きく分けて、4つの領域にわけます。右脳左脳と上と下、つまり、大脳新皮質と辺緑系(HBDI・ハーマンモデル)、人によって、どれを優先的に使うかはことなるそうで、どこを使うかで、考え方が違います。感覚も、大きく分けて、視覚、聴覚、触覚(NLP・VAK)があります。余談ですが、聴覚が優位な方は、スピードラーニングがお勧めです。 ニューロダイバシティという考え方があります。脳に差異はあっても優劣がない、発達障害、自閉症なども、脳の多様性であって、障害(劣)でない。つまり、その脳の特性が生きる仕事をすれば、生産性は、向上する。 障碍者の仕事は、これくらいなら、誰でもできるだろうという仕事を補助金付で雇っているというイメージがありますが、そうではなく、その人達のおかげで、会社の業績がいいとか、自慢できる社員さんとして、働いてもらっている企業さんもあるようです。 障碍があるといわれた人達は、遺伝子レベルで希少性があるので、特徴がでやすい、もしくは、特性があることが最近では、一般的に認知されてきています。多数派でないから、障碍者のラベルを貼るのは、違和感を覚えます。 仕事の職種によって、向き不向きがあると思います。皆さんも、得意不得意、好き嫌いあると思います。前述のハーマンモデルでは、脳の4つのどの部分を使っているかによって、その仕事が、その人に向いているか向いていないかわかります(統計学上のデーター) 営業向き、研究者向き、教師向きなど、4の領域を1つ1つ数値化して、それをつないで、4角形をつくります。その形で判断します。4つとも同じくらい使っていれば、正方形になります。翻訳者、CEOとかデレクターに多い形になります。
雇う側の人は、雇用者の脳の優位性で、部署、役割を決めればいいですし、雇われた側は、自分の優位性にあった仕事をした方が生産性はあがります。また、向いていないな、わからないなと思った場合は、その仕事には、どの優位性が必要か知ることで、その優位性の方の考え法を真似るもしくは、その優位性で考えてみるといいと思います。実際私は、やっています。ちなみに、私は、左上が優位(分析をする人)なので、わからないときは、右下(人間関係を重視する人)で考えたりします。 障害者とできないところを見るのではなく、その人ができることが見えれば、仕事の質があがり、結果として、お客様も満足していただけ、会社も必要とされると思います。 ただ、その人の何が優れているのか、見つけるのは、これまた、難しいことです。偏見なく、その人の能力・才能を見つけ、伸ばすことができる目を養わないたいです。 丁度、いい時期なので、来年の課題にし、老眼に負けず、人の光を見れる眼を養います。 平成29年12月吉日 株式会社三幸住研
by sanko-jyuken
| 2017-12-08 11:41
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